なぜ椎間板ヘルニアの症状でむくみが起こるの?
椎間板ヘルニアになりお尻から脚にかけて痛みや痺れがある。
さらに痛みのある脚の方がむくみがあってダルい。
痛みや痺れはわかるけど、なぜむくみが出るのか?
不安な方もおられるのではないでしょうか?
椎間板ヘルニアでむくみが起こる原因
むくみとはリンパ液という血管の内外を行き来している水の様なものが滞っている状態です。
このリンパ液の循環に関与しているのが筋肉です。
筋肉が伸びたり縮んだりするポンプの作用で循環しています。
※内臓疾患などの影響でのむくみに関しては割愛させていただきます。
筋肉が正常に働きポンプの役割をしてくれていればむくみが出ることはありません。
しかし、椎間板ヘルニアになると…。
椎間板ヘルニアとは背骨の間のクッション材が飛び出て腰から脚に伸びている神経を圧迫するという事です。
この神経が脚の筋肉を働かせているのですが、ヘルニアにより神経が圧迫されることにより、神経の伝達が悪くなることで、筋肉の働きも悪くなってしまうのです。
先程もお伝えした通り、筋肉はポンプの働きをしていますので、ポンプの働きが悪くなることでリンパ液は滞ってしまうのです。
その為、症状が出ている方の脚はむくみ易くなっているのです。
またヘルニアになる方は身体が歪んでいる事が多い為、ヘルニアにより神経圧迫を受けていなくても、歪んだ身体の状態で生活を続けることにより、片方の脚に負担が掛かり続ける事で筋肉疲労を起こし、筋肉の働きが悪くなる事でむくみが出る事もあります。
むくみの対処法
筋肉疲労によりむくみが出ている場合は、温度差を利用してむくみを解消するという方法があります。
筋肉疲労を起こしている筋肉は硬くなり循環が悪くなっています。
循環を改善する為に、お風呂上がりにむくみがある所全体に冷水を15〜20秒ほどかけてください。
そうする事で体温が下がります。
人の体温は36度程に保たれる様になっている為、冷水で一時的に体温を下げる事で、本来の体温に戻そうと循環を良くするという働きが起こります。
この作用を利用して循環促進を図るのです。
冬に水で手を洗ったあと手がポカポカして来たという経験はありませんか?
その状態と同じ事を意図的に行うのです。
根本的な改善には腰にかかるストレスを減らす事
椎間板ヘルニアになるという事は、日頃から腰にストレスを掛けている。もしくは掛かってしまう身体の状態になっている。という事です。
日常生活の中で腰にストレスを掛けている要素と、
腰にストレスが掛かる身体の状態になってしまったいる原因を見つける必要があります。
これは、痛み止め、湿布、注射、マッサージ、電気治療では解決が出来ません。
痛みが強い場合は痛み止めなどを利用する必要もありますが、それは治す為のものではなくその場の為と理解して服用しなければ、なぜ治らないんだ?という絶望感を抱いてしまいますのでお気をつけください。
なので、それらの治療を受けているのに治らなくても決して諦める必要はありません。
治す為の治療ではなかっただけです。
椎間板ヘルニアによって手術が必要な場合もありますが、ごく少数です。
緊急を要する状態なのか?を知る事は必要ですが、
そうでない場合は手術が必要でない事が多いです。
まとめ
椎間板ヘルニアによるむくみは筋肉のポンプ作用の低下によるもの
筋肉疲労を改善するために一時的に冷却を加える事で循環が良くなり改善されやすい
椎間板ヘルニアを改善するには対処だけでなく、原因に対しての治療が必要。
椎間板ヘルニアの症状によるむくみに関してお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
むくみが出て来る時は症状が出てからある程度時間が経ってから出る事が多い為、この記事を読んでいただいている方は1ヵ月以上はお悩みではないでしょうか?
整形外科などで痛み止め、湿布、注射、リハビリ、マッサージ、を受けられる事は対処療法としては間違いではありません。
しかし、根本的な改善方法ではないという事を忘れないで下さい。
椎間板ヘルニア専門院の谷下鍼灸整骨院・整体院では椎間板ヘルニアになってしまった原因にアプローチをする事で根本改善を行っております。
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