【右股関節手術後】と腰痛の関係
先日、右股関節手術後から腰痛が始まったという方が来院されました。
お話を聞いてみると、15年ほど前に右股関節手術を行い、5年後から腰痛になったとのことでした。
今まで10年間、電気治療と湿布で様子をみていたが、反対側の腰、臀部まで痛みが広がってきたので、来院を決められたそうです。
右股関節手術後と腰痛の関係
当院では股関節手術と腰痛の関係はかなり有ると考えています。
なぜなら股関節と骨盤、腰椎(腰の背骨)は繋がっているからです。
また、股関節手術側の殿筋は弱くなりやすく、
術後の方は歩行時に右側の殿筋(お尻の筋肉)が弱いため、十分に身体を支えられず、
手術側に傾きながら歩かれているケースが多いです。
本来は手術側の殿筋に対するケアとリハビリを行い、歩行時に傾きがない状態で歩ける状態で過ごさなければ、
腰だけでなく膝にも負担を掛けながら生活をすることになってしまいます。
それが術後、何年かしてから発症する為、痛む原因が分からず悩まれている方がよく来院されます。
今回の方も同様の状態でした。
歩行を診せていただくと、
手術側の足を着くたびに、手術側へ傾きながら歩かれていました。
長年、傾きを抱えながら生活をされていたことで、骨盤や背骨も歪み膝にまで痛みが出ている状態でした。
【実際の動画はコチラから】
https://youtube.com/shorts/TmBBY0sz0tI?feature=share
施術と計画
まずは身体の歪みの原因を特定し、身体を整えることから始めます、
整った状態になると動作時の痛みは軽減します。
同時進行で、手術側の足を着いた時に殿筋が働きやすい身体の動かし方を理解していただき、
ご自宅でもセルフケアを行っていただきます。
繰り返し殿筋を働かせていく事で手術側で足を着いても傾きが少なくなってきます。
10年の症状で筋力低下もある為、半年~1年ほどの施術計画で行っていきます。
まとめ
股関節手術と腰痛の関係はあり、
股関節手術後はなるべく早く、殿筋が使えるようにしておくことが重要です。
腰痛が出てしまっている場合は、原因追及をして体を整え、身体の使い方を再教育しながら筋力をつけて行く必要があります。
以上が股関節手術後と腰痛の関係でした。
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