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【ギックリ腰の本当の問題は?】

【ギックリ腰の本当の問題は?】

先日、ギックリ腰になられた方が来院されました。

『何もしていないのに歩いていたら急にガクッと来た』

とのことでした。

『最近、何かやったかな?』

と思い出そうとするもこれといった理由が思い当たりません。。。

なぜなら…

ギックリ腰はなった時に原因はない?

それもそのはず、ギックリ腰はなった時に原因はありません。

ギックリ腰と言えば何気ない日常動作でなることがほとんどですが、

ギックリ腰になる前に、身体が強張り、何気ない日常動作について行けない程の身体の状態になっていた。

という事です。

体が強張り、ギックリ腰になる要因は

ストレス(外的、内的)と欠乏(ビタミン、ミネラル)です。

外的ストレスは環境要因(寒暖の差や気圧、湿度などの変化)、社会的環境(対人関係、職場環境、日常動作でのクセ)、添加物、毒素など

内的ストレスは心理的なストレス、生理的、身体的ストレス

が気づかないうちに重なり、体が強張った状態で過ごす事で発症します。

なので、日ごろからのメンテナンスや体に掛かっている負担を理解しながら対応した生活をすることでギックリ腰の本当の問題は解決されます。

身体に掛かったストレスは身体のどこかに逃がすようになっている

身体に掛かったストレスは身体の中のどこかに逃がす事で、

『今は』動ける状態を作っています。

それが脚だったり内臓だったりで、

ストレスを逃がしている所の血液、リンパ液の循環は悪くなり、

そこに毛細血管が派生することで、ストレスの溜まり場となってしまいます。

このストレスの溜まり場をケアし循環しやすくするのが当院の特別整体になります。

今回の方は脚にそのストレスが掛かている状態+最近ダイエットで7キロ痩せた(身体的ストレス)+寒暖の差(環境要因)

が重なり、体が強張った状態で過ごされていた事で、歩いている時に、ギックリ腰になってしまっていました。

身体に負担が掛かるダイエットなどをされる場合は季節の変わり目を避けることをおすすめしています。

まとめ

ギックリ腰の本当の問題はなった時ではなく、

日常のストレス(内的、外的)、欠乏(ビタミン、ミネラル)が合わさり体が強張った状態で生活すること。

日ごろからどこにストレスが掛かっているのか?を把握し、メンテナンスするこ、ビタミン、ミネラルをしっかり補給しておくことで、

ゆとりを持った身体の状態で生活が出来ればギックリ腰を繰り返すことはありません。

というお話でした。

自分はどこに負担が掛かっているんだろう?と思ったら一度ご相談くださいね。

  • この記事を書いた人

院長 谷下浩司

資格:柔道整復師、鍼灸師
経歴:尾崎鍼灸整骨院スタッフ5年
   尾崎鍼灸整骨院 分院院長5年
   谷下鍼灸整骨院開業6年
得意分野:腰痛、坐骨神経痛、股関節痛

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