肩の注射のメリットとデメリット
本日、来院された方にお伝えした事をシェアさせていただきます。
2カ月前急性の肩関節痛で整形外科でブロック注射をしてもらい、痛みがかなり軽減したので、今も1カ月に1回注射をしてもらっているとのことでした。
状態をチェックさせていただいた所、急性炎症はなく、筋肉のこわばりが残存することで慢性的な痛みへ移行している状態でした。
この場合は当院の考えとしては、
注射のメリットよりもデメリットの方が上回っていると考えます。
ブロック注射の
メリットは、
痛みを軽減してくれることで急性炎症が引きやすくなる事です。
デメリットは、
少なからず筋肉や組織に傷をつけてしまう事です。
このことから、急性期はメリットの方が優位で、
慢性的な痛みになるとデメリットが優位になってしまいます。
それは、注射の針で筋肉や組織に傷がつくと、筋肉にしこりが出来たり、硬くなる事で、肩の筋肉のバランスが崩れると、腕の筋肉のこわばりにもつながり、
2次的な作用で、慢性的な痛みを引き起こし、治りにくくなってしまうケースがあるからです。
しかし、その判断をされるのはあくまでも患者さんなので、メリットとデメリットをお伝えして判断していただく事にしています。
お薬にも副作用があるように、何をするにも(注射、生体もです)メリットとデメリットはあります。
これからも最良の判断をしていただける情報を提供できるよう精進していきます。
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