マスク解禁が進んでいますが、まだまだマスクを着用している方が多いのが実際です。
マスク、正しく着用できていますか?
マスクの着用で体が歪んだり悪影響が出てしまう事をご存じでしょうか?
今回は正しいマスクのつけ方と、マスクが及ぼす体の影響について実感もしていただきながら、お伝えしていきます。
マスクの影響
マスクの影響は、感情、自律神経、免疫力、姿勢に及びます。
感情面をネガティブに、免疫力も低下させてしまいます
マスクにより影響を受けるのが表情筋(顔の筋肉)です。
表情筋は感情、ホルモン、免疫と密につながっています。
笑っている時は口角が上がり、眉間の筋肉も上に上がります。
この表情筋の働きにより、
脳内の幸せホルモン(セロトニンなど)の分泌(ストレス軽減、血流UP、自律神経の安定)
NK細胞の活性化(免疫力UP)
が起こります。
笑うと癌細胞が減るという話を聞いたことはないでしょうか?
大阪国際がんセンターが吉本興業などと協力し、笑いが免疫細胞を1.3倍にすると発表されました。
マスクをつけると
マスクを耳、鼻にかけることで口角は下がり、眉間の筋肉も下に引き下げられる事で、上記と真逆の作用が引き起こされます。
幸せホルモンが出にくくなり、感情がネガティブになりやすく、血流や免疫力の低下、自律神経の不安定、身体の歪み(頭痛、肩こり、腰痛などの原因になることも)
実際に体験してみましょう
体はネガティブな状態の時は、内臓を守ろうとする為、身体が丸くなっていきます。
身体がしんどい時、感情が落ち込んでいる時、背中が丸くなり、下を向いてしまうのはその為です。
この時、体は防御態勢になっている為、身体のパフォーマンスを落とし、身体を守ることに徹します。
なので、身体のバランスは崩れ、緊張状態になります。
椅子に座って感じる
①背もおたれにもたれず椅子に座った状態で、マスクをつける前に骨盤の状態を感じましょう、
肩や首の力を抜いてください。
②状態が確認出来たら、いつも通りマスクをつけましょう。
首、肩の力を抜いて、骨盤に意識を向けてみましょう。
骨盤が後ろに倒れて丸くなっていくのが分かると思います。
つま先立ちで感じる
①マスクをつける前に両足でつま先立ちをしてみてください。
主に親指、人差し指、中指に力がはいっている事がわかりますでしょうか?
②次にマスクをつけてからつま先立ちをしてください。
どこに力が入っているでしょうか?
恐らく、親指側に力が入りにくく小指側に力が逃げていくのが分かると思います。
これは背中が丸くなると体重が外側に掛かりやすくなるためです。
たったマスクをつけるだけで体はこれほどまでに身体が崩れた状態になってしまいます。
次に正しいマスクのつけ方をお伝えしますので、正しく着用してから再度確認してみてください。
正しいマスクのつけ方
問題は表情筋がマスク紐により、斜め下に引っ張られる事だとお伝えしてきました。
なので、なるべく表情筋が斜め下に引っ張られないように意識します。
普通に着けると、マスク紐により表情筋が「0」から前に引っ張られることで「1」になりますが、
表情筋を「-1」まで引き上げてからマスク紐を掛けると「0」になり、引っ張り感が軽減されるというイメージです。
その方法は
①普通にマスクをつけます。
②そのまま左右の口角を挙げます。口を『いー』として口角を挙げた状態を保ちます。
③口角を挙げたまま、左右同時に耳の前の上マスク紐の下に人差し指を通します。
④その人差し指を髪をかき上げるように耳の後上方に滑らせて行きます。
⑤耳の後上方まで来たら、人差し指でふわっとマスク紐を耳に乗せるように、耳の後方から下に指を移動させ指を抜きます。
挙げていた口角の力を抜きます。
※動画で確認したい方はこちらから➩
正しくマスクをつけられたら、椅子に座った感覚、つま先立ちの感覚を再度確認してみてください。
マスクが身体に及ぼす影響を実感していただけましたでしょうか?
なるべく外すのが理想ですが、やむを得ない時はご活用いただければ幸いです。
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