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手術を繰り返しても治らない腰痛の正体は?

手術を繰り返しても治らない腰痛の正体は?

先日、腰痛と坐骨神経痛でお悩みの方が来院されました。

お話を伺うと、過去に腰の手術を2回(すべり症、脊柱管狭窄症、ヘルニア)、バルーン治療、電気ショック治療、をされるも、手術後は1カ月ほどマシかな?と思ったけど、また症状が出現し、症状は徐々に増すばかり…、

腰にはボルトが6本入っており、そのボルトが痛みを出しているかもしれないとの事で、MRI検査をして、場合によっては、ボルトを全て抜き、再度、さらに広範囲にボルトを入れなおす、と言われているとのことでした。。。

それは、、、言葉を失う程の状況でした。

もし、痛みの原因が、すべり症、脊柱管狭窄症、ヘルニアであれば手術で改善しているはずじゃないのか?

それで治っていないなら他に原因があるんじゃないのか?

挙句の果てに、痛みの原因が手術のボルトかもしれないって、、、

手術や西洋医学も素晴らしい治療法ですし、否定をする気は全くありませんが、

今回の判断はどうなんだ?と思わざるを得ませんでした。

手術で改善されないという事は…

状況を整理して行きます。

まず、痛みを出しているものをざっくり分けると、

神経か、骨か、筋肉、この3つであることを頭に入れた状態で読み進めてください。

1回目の手術(すべり症)

すべり症は腰の骨が骨折することでずれている症状です。

手術では背骨にボルトを入れてズレた背骨を固定します。

手術2回目(脊柱管狭窄症とヘルニア)

脊柱管狭窄症は神経の通り道が骨や肥厚した組織に圧迫される症状です。

手術では骨や組織を削り神経の通り道を広げます。

椎間板ヘルニアは骨の間のクッション材に傷がつき飛び出て神経を圧迫する症状です。

手術では飛び出たクッション材(椎間板)を切除します。

まとめると、

〇すべり症のズレた骨をボルトで止めて、

〇脊柱管狭窄症の神経の通り道を削り広げ、

〇ヘルニアの飛び出たものを切除

先ほど、痛みを出すのは、神経、骨、筋肉だとお伝えしていました。

手術でアプローチしたのは、神経、骨、です。

それで痛みが改善されていないという事は…。

残るは筋肉です。

手術後に一時的に楽になったのは、麻酔で筋肉が一時的に弛緩したからだと思われます。

筋肉が弛緩できる状態になれば、痛みは改善されるという仮説が残ります。

2回手術をされていても、やることは同じです。

腰の筋肉が固まってしまう原因はどこにあるのか?

今回は頭の筋肉に見つかりました。

施術前の歩行は何とか足を突っ張りながら歩いているという状態でした。

施術後に筋肉のこわばり、しがらみから解放され、身体が軽くなったとのこと。

歩き方も見違えるほどにスムーズになりました。

※了承が得られればビフォーアフターを添付させていただきます。

以上が手術を繰り返しても改善されない腰痛の正体は?でした。

手術をしたけど治らない、、とお悩みでも改善の可能性はまだあります。

まだ、諦めたくない、少しでも改善したいとお悩みの方は一度ご相談ください。

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  • この記事を書いた人

院長 谷下浩司

資格:柔道整復師、鍼灸師
経歴:尾崎鍼灸整骨院スタッフ5年
   尾崎鍼灸整骨院 分院院長5年
   谷下鍼灸整骨院開業6年
得意分野:腰痛、坐骨神経痛、股関節痛

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