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パーキンソン病による便秘?

パーキンソン病による便秘?

月に1回、両親の施術をさせてもらっています。

父親がパーキンソン病を患っており、便秘症状を訴えていました。

※パーキンソン病になると胃腸の働きが悪くなり便秘になりやすくなります。

便が出にくいため、4日に1回下剤を飲んでおり、

4日程でお腹が張って来て、下剤で出してスッキリはするけど、後は身体がだるくなるとのことでした。

そんな話を聞いてから施術に入りました。

仕事柄、座りながら前かがみの姿勢が多く、肩や首、股関節の強張りが強いです。

検査をしてみると後頭骨に反応が出ているため、後頭骨からアプローチを行いました。

すると、強張っていた身体がスルスルと緩み始め、お腹もギュルギュルと動き始めました。

特に強張っていた肩から腕を軽く持ち上げ、身体が整うのを促すとさらにお腹がギュルギュルと鳴り、

次の瞬間、『ちょっとトイレ行っていいかな?』

『どうぞどうぞ』

トイレから出てきた父は晴れた表情で『スッキリした!』『めちゃくちゃスッキリした』

『やっぱり下剤で出すのと違うな』とのこと。

下剤は薬で無理やり出しているので体にも少なからず負担がかかります。

とってもとっても大事な事

確かにパーキンソン病により内臓の働きが悪くなり、便秘になりやすくはなるが、

その便秘のすべての要素がパーキンソン病によるものではないという事です。

今回は施術により背骨が整い、内臓に向かう神経の働きが良くなる+便が溜まっていた、というタイミングもあり、自然とスムーズな排便になりました。

パーキンソン病+体や背骨の歪み+運動不足+水分不足+食物繊維+ストレスなど、1つの要因だけで便秘になっているのではないという事です。

父にはこれからも身体のケアをしながらも苦手な運動や水分補給もしてもらいながら、少しでも快適に過ごせるようサポートしていきます。

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  • この記事を書いた人

院長 谷下浩司

資格:柔道整復師、鍼灸師
経歴:尾崎鍼灸整骨院スタッフ5年
   尾崎鍼灸整骨院 分院院長5年
   谷下鍼灸整骨院開業6年
得意分野:腰痛、坐骨神経痛、股関節痛

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