サポーターやコルセットはいいんですか？
よく聞かれるご質問に当院の考え方をシェアしたいと思います。
結論から申し上げますと。
おすすめしません。（急性期を除く）
サポーターやコルセットの役割は？
患部の固定です。
患部を固定することで膝や腰を支える筋肉や靭帯の負担を減らすことが出来ます。
なので、急性期は炎症により筋肉や靭帯に掛ける負担を減らすことで痛みの軽減やさらなる損傷を防ぐことが出来ます。
慢性症状ではおすすめしない理由
膝や腰の筋肉や靭帯を支えてくれる。
一見よさそうに思えますが、
デメリットとして、膝や腰を支えてくれる筋肉や靭帯を使わなくなるという事です。
要は長期間着用することで筋力低下を引き起こし、コルセットやサポーターなしでは不安で手放せなくなってしまいます。
なので慢性症状ではおすすめしておりません。
すでに長期間着用している場合はどうすればいい？
長期間着用されている場合は、筋力低下により関節が不安定になっている可能性がありますので、
急に外さず、徐々に外す時間を増やしていく事をおすすめしています。
まとめ
メリット
関節を固定し筋肉や靭帯の負担を減らしてくれる
デメリット
長期間着用すると筋力低下により外した時に関節が不安定になる。
以上になります。メリットデメリットを理解し使い分けていただければと思います。
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