股関節をストレッチしているけど硬いまま
先日、慢性腰痛で来院された方の検査をしている時に出た一言。
腰痛の方に多い、股間関節の硬さ、
今回の方も股関節が凄く硬い状態で、
『股関節、硬いですね、特に左側が』
『そうなんです、いつもストレッチしているんですけど柔らかくならないんです』
硬い＝ストレッチ
一般的には定番ですが、
残念ながら、ストレッチでは柔らかくなりません。
股関節が硬い場合2通りのケースがあります。
〇関節が変形していることによって固まっているケース、
変形性股関節症など関節の隙間が無くなって硬くなっている状態です。
〇筋肉が硬くなっていることによって股関節が硬くなっているケース。
ほとんどの方が後者のケースで、筋肉が硬いからストレッチで伸ばそう！
となるわけですが、
なぜ？硬くなっているか？
を解決する必要があると思いませんか？
股関節が硬くなるのは、身体に歪みがあるからです。
見た目ではわかりませんが、股関節や筋肉が捻じれ、
動かしにくくなっている状態が股関節の硬さの正体です。
タオルを筋肉に例えると、
タオルを絞った状態で曲げようとすると硬くなるのと同じ状態です。
股関節や筋肉が捻じれる原因を見つけて、捻じれが取れると筋肉は自然と柔らかくなります。
また、ストレッチにはリスクがあり、
グイグイ伸ばしてしまうと伸張反射（伸ばされると縮める反射）が起こり、
逆に硬くなってしまうこともありますし、
筋肉が伸ばされることで弱くなってしまうこともありますのでご注意ください。
今回の方も一切ストレッチはせずに身体を整えた事で股関節が柔らかくなり驚かれていました。
慢性腰痛＝股関節が硬い
と言っても過言ではないぐらい腰と股関節はリンクしています。
ただ、そこには原因がないことがほとんどなので、
なかなか改善されずお悩みの方が多いのも実際です。
慢性腰痛でお悩みであればお役に立てるかもしれません。
毎日辛い思いをされている方はご連絡くださいね。
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