【何もしていないのに急に痛くなった】
ことありませんか?
何もしていないのに…なんで?
臨床の場でも『何かした覚えはありますか?』の質問で出てくる答えの典型例です。
結論
『何もないところに煙は立たない』です。
ですが、なかなか理解しにくいと思います。
なぜなら、自覚症状を感じていなければ、
身体には何の問題もない。という認識をされている方が多いからです。
実はそうではありません。
病気で例えてみましょう、
例えば、『癌』、見つかった時にはステージ3だった。
という場合、ステージ1,2の段階では自覚症状がなかったりします。
筋肉や関節の痛みも同じなんです。
筋肉や関節の痛みにレベルはありませんが、
レベルがあるとすると、1や2までは自覚症状が無いんです。
レベル3ぐらいで初めて痛みを感じます。
まだ、理解しにくい方もおられると思いますので、
実際の事例をご紹介します。
自覚症状はないけど、知らず知らずのうちに体には負担が掛かっている。
という事を見ていただければと思います。
この方はギックリ腰の後のメンテナンスで月に1回来院されている方です。
現在、自覚症状や不調を感じていることはありません。
がbeforeの画像では左肩が下がり、姿勢が崩れている事が分かると思います。
メンテナンス後がafterになります。
自覚症状が無くても、身体は自分が思っている以上に頑張ってくれています。
急に出る痛みは、この小さな歪みの積み重ねで起こります。
当院では痛みの種が小さい時にケアすることが何より重要だと考えています。
大きな種がはじけるとその分、痛みも強く、時間が掛かる事もありますので、メンテナンスは大事、というお話でした!
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