ブログ 大阪の脊柱管狭窄症

【脊柱管狭窄症の実際の経過報告】

【脊柱管狭窄症、実際の経過報告】

脊柱管狭窄症は背骨の神経の通り道が狭くなる事で起こる進行性の病変です。

腰の症状の中でも重症度が高く、改善まで時間を要する症状でもあります。

実際、整体や整骨院でも脊柱管狭窄症改善を謳っている所はありますが、実際の経過まで綴られている所はないので、

今回、実際の経過をお伝えしていきます。

症状、来院の経緯

80代女性、元ダンス講師、

約5年ほど前にタップダンス中に急に右足に力が入りにくくなり、その後自転車の乗り降りで痛みがあったが、

2,3カ月でその状態は治まる。

ダンスは続行していたが、2年後、歩行時に右脚に痛みが出て歩行が困難になる。

整形外科にて脊柱管狭窄症の診断を受ける。

30分歩くと右脚、右腰に痛みがあり、少し休んでマッサージをするとまた歩けるようになる。

両脚で立っていると右脚が痛くなる。右脚で踏ん張りが効かない。

起床時、歩きだす時に右脚が痛む

という症状が続き、

整形外科で点滴や血流を良くする薬を服用しながら、自分で体操をしてみたり、鍼治療に行ってみたりするも、

なかなか症状は改善されませんでした。

『何か他に方法があるんじゃないか?』と

探している時に当院のチラシを見て来院されました。

経過と施術目的

当院では脊柱管狭窄症は年間単位で経過を診ていきます。

当初予定していたのは、半年ほどで半分ぐらいの症状まで改善し、

残りの半分を半年かけて改善していくという計画の元、施術を開始しました。

※あくまでも目安であり経過の前後はございます。

【~3カ月経過時点】

施術目的:まずは原因を見つけ身体を整える事

まだ、歩行時や立っている姿勢で痛みが出るが、

痛む程度が5割ほどになって来た

【3カ月~6か月】

施術目的:整った状態を維持しやすくする事

少しづつ身体の使い方を変えて行く時期

歩行時の痛みが、だるさに変わって来た

サンダルを履くことが多かったので、

足に合った靴に代えることで歩行が楽になった

【6か月~9か月】

施術目的:整った状態で正しい身体の使い方を覚えていく事

7~9か月時、『だいぶマシ』の言葉が出てくる。

台所に立っている時の腰が軽くなってきた。

【9カ月~12か月

施術目的:正しい身体の使い方を定着させていく時期

12か月目、5年間やっていなかった日本舞踊を、温泉に行った時に披露できた!

右脚の踏ん張りが効くようになってきた。

(足の踏ん張りが効かなくなり痛みが出るので、やめられていたそうです)

温泉地で長時間の散策も痛み無く出来た。

と報告いただきました。

が、まだ時によっては症状が出ることもあり、その日にもよりますが、

現時点で8~9割改善した。という状態です。

今回は、当初予定していた経過イメージと8~9割、沿った状態で進めることができました。

こらからは、メンテナンスを行いながら、背骨、身体の使い方に柔軟性を付けていく事で、

さらに色々な身体の動かし方に対応できる身体づくりを行っていきます。

まとめ

脊柱管狭窄症、実査の経過

脊柱管狭窄症の改善には時間を要するが、

計画性をもって、身体のことを理解しながら施術を進める事が出来れば、

改善は可能な症状です。

※適応症状でない場合はお伝えします。

脊柱管狭窄症で長年お悩みの方は、1度ご相談ください!

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  • この記事を書いた人

院長 谷下浩司

資格:柔道整復師、鍼灸師
経歴:尾崎鍼灸整骨院スタッフ5年
   尾崎鍼灸整骨院 分院院長5年
   谷下鍼灸整骨院開業6年
得意分野:腰痛、坐骨神経痛、股関節痛

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