かばうほど痛みが増していた膝痛
先日、普通に歩くのもままならない程のひざ痛の方が来院されました。
『膝を伸ばすと痛いんです』とのこと。
歩く時も常に膝を軽く曲げながら歩かれています。
こんな状態で半年以上過ごされていました。
とにかく足を着いた時に膝がズキッと痛むのが怖い。怖い、怖い。
施術を行い、さあ立って歩いてみましょう!
と歩いてもらったのですが、、、
まだまだ痛い、、、
あら!?
膝関節の捻じれも修正されていて歩きやすいはずなのに、、、。
こんな時は歩き方を一つ一つ分解してどのタイミングで痛みが出るのか?
診ていきます。
まずは肩幅に足を広げ、痛みのある膝に体重を乗せて行きます。
『どうですか?』
『痛くないです』
次にゆっくりと痛くない側の足を挙げてもらいます(痛みのある側の足だけで片足立ちの姿勢になります)
『どうですか?』
『大丈夫です』
次にゆっくりその場で足踏みをしてもらいます。
『どうですか』
『3回目ぐらいから痛くなってきます』
歩く過程をゆっくり、体重移動、片足立ちは出来るけど、
歩行速度で足踏みをすると痛みが出てくる。
という事は?
痛みの怖さでしっかりと体重が乗る前に膝を曲げてしまうことで、
膝の筋肉に大きな負担が掛かっていました。
怖がらずしっかり体重を乗せてから反対の足を挙げる。
これを意識するだけで痛みが半減しました。
かばう歩き方が染みつくことで、膝関節の捻じれが改善されても筋肉に大きな負担が掛かることで痛みが出てしまうというケースでした。
半年間も続いていた為、仕方がないのですが、しっかり見極めないと、治る症状でも手術をされる方がいるだろうな、と思った症例でした。
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