【人工股関節後の腰痛症例】
人工股関節にされてから10年以上経っているが、時々、腰痛になるとのことで来院されました。
今回は畑仕事をされている時に前かがみになると、短い時間でも腰が痛くて辛いとのことでした。
確かに前かがみになる姿勢は腰に負担が掛かりやすい姿勢ではありますが、
・短い時間でもつらい
・今までは痛くなかったのに痛みが出ている
場合は必ず原因があります。
今回の腰痛の原因はふくらはぎの硬さが原因でした。
※本当の原因は、なぜ？ふくらはぎが硬くなったのか？の部分になります。
『腰痛の原因がふくらはぎの硬さ？』
腰痛になった身体の背景とは
人工股関節にされている方は、骨盤が前側に倒れやすくなっています。
骨盤が前側に倒れると、バランスを取るために、
ふくらはぎの筋肉が身体が前に倒れないように頑張ってくれます。
この状態が続くと、ふくらはぎの筋肉が疲れてしまい硬くなってしまいます。
ふくらはぎの筋肉が硬くなってしまうと、
ふくらはぎの筋肉と腰の筋肉は筋膜でつながっている為、
腰の筋肉に負担が掛かってしまうのです。
そんな状態で前かがみになると…
腰には、前かがみになる負担+ふくらはぎの硬さによる負担でダブルの負担が重なり、痛みを伴う状態になってしまった。
というのが今回の腰痛の背景でした。
施術内容
先ほどの説明のように、
ふくらはぎが硬くなる理由が、骨盤が前に倒れやすくなっている事なので、
単純にふくらはぎを緩めるというのでは根本的な解決にはならないため、
骨盤が後ろ側にも動きやすくしてあげることが不可欠になります。
まずは人工股関節による股関節の筋肉を特別整体で緩めた後、
足から骨盤までの連動をさせながら骨盤が後ろ側に倒れやすいようにセルフケアをしていただきました。
このように、ふくらはぎが硬くなる原因を解決することでふくらはぎの筋肉を触らずとも緩めることが可能になります。
その結果、腰に負担が掛からなくなることで、翌日、畑仕事に行かれた時に痛み無く作業をすることが出来ましたとご報告いただきました。
まとめ
腰痛が引き起こされている身体の背景
原因の筋肉、
その筋肉が硬くなる理由（本当の原因）
を突き止めていく事で最短最速での改善が可能になります。
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お役に立てるかもしれません。
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